この神風の伊勢の国は、常世の浪の重浪(しきなみ)よする国なり、傍国(かたくに)のうまし国なり。この国に居らむとおもふ
天照大御神が、伊勢の地に鎮座すると決めた時のご託宣であります。
様々な時代の変遷を経ながらも、二千年以上にわたり受け継いできた信仰と、人の営みが積み重ねてきて今があることを、伊勢に居ると、日々の中で実感するとともに自然と感謝の思いが湧き起こります。とても大切な心がここにあることを、住み始めた時から変わらずに感じていましたが、たどってきた歴史を知れば知るほどにその思いは増していきます。
9年前に、くくり姫より「新しい国をつくりましょう」。そう告げられてから、神様たちと働きをともにするようになり、呼ばれて全国各地を歩くようになりました。ただただ神恩感謝・国家安泰・世界平和の思いと神意を受けて走り続け、行く先々で神々が明かしてくることをそのままに受けとめてきました。
そこで、真の天の神々が、どれほどに国のことを思っているのか、国民のことを考えているのかを知ることとなります。一方、歴史の中で、権力によりその神々が蓋をされ、別な神徳に置き替えられたり、他の神(外来神)がその上に鎮座しているものもみてきました。
”本来に還していくこと”
天の神々の真意と、私の魂の本望は一致していました。
本来の祭祀に還していくことで、人の心は豊かになり、自然は甦り、国は平けく安らかに治ります。天の神々は、霊性霊格高く貴い私たち日本人の祖先であり、それぞれの土地の風土に宿り自然の恵みとなり、人も地も潤う生き方ができるようになります。
日本列島のやわらかな自然の美しさは、神々の御心の現れ。昨今の自然環境の厳しさは、その心と感謝を忘れてしまった神が宿らない姿。元々、地球で生きることは過酷なこともあり、殺伐とした環境で生きていると人心も荒んでいきます。それを神々が護ってくれているのです。自然の恵みと神々の恩恵に感謝して過ごし、皆の心が幸せな豊かな国をつくっていきたいと心から思うのです。
9年10ヶ月にわたる活動により、今ここに帰一す。
令和3年12月3日
神恩に感謝申し上げ、式年遷宮奉賛金、特別大々神楽を奉納させていただきました。
御垣内の中重鳥居の内での特別参拝は、神威満ち、ただただ清浄に照らされた聖域でした。
奉納後、応接間にて神宮大宮司様からの感謝状を頂戴致しました。
格別に美しい特別参宮章
他記念品もいただきました
神宮司廳の皆様には、終始こころづくしをいただき心より感謝申し上げます。
饗膳は、自宅の神棚の天照様と一緒にありがたくいただきました。天照様、この時が来たことを感涙し喜んでいました。海の幸は、ひとつずつに旨みが込められて美味でした。いにしえからの心が伝わる美し国は、今も自給自足を続けています。
🔶奉賛金につきましては、皆様からお預かりしていた分と合わせまして奉納させていただきました。この時下にて、代表での奉納となりましたが、落ち着いた折には、皆さんで日頃の御礼詣りをいたしましょう。
ここまで、ご一緒いただいた皆様に報告とともに感謝を申し上げ、あらためて個別に報告いたします。
これからも、神様たちとともに本分に邁進してまいりましょう。
恩恵を受け健やかに心豊かな繁栄をお祈り申し上げます。
天結
岡崎美穂